記録によると、江戸時代には吉祥院の一堂であったようです。
裄桁三間、梁間三間、寄棟造、茅ぶきで回縁を配します。
堂内には、弘法大師坐像のほか、平安末期の毘沙門天立像など多くの文化財があり、境内には古塔碑群もあります。
時代
室町後期
種別
町指定重要文化財
木造弘法大師坐像
檜材の寄木造で、右手に五鈷をとり、左手に念珠を持つ典型的な像ですが、本像は造立年代も古く、秀作として知られています。
頭内銘により、大宰府の山井氏が仏師祐全に造立させたことがわかります。
その後、当地へもたらされたと思われます。
時代
応永七年(1400年)
種別
県指定重要文化財