潮神社(うしおじんじゃ)、塞神社(さいじんじゃ)

潮神社(女の神様)

 おっぱい神社の名で知られる潮神社は女の神様。
 塞神社は男の神様で、両方あわせて参拝すると縁を結び、夫婦円満、子孫繁栄にご利益があるといわれています。

潮神社・塞神社

塞神社(男の神様)


 塞の神とは古くから、町や村に災厄が侵入するのを遮る道の神(道祖神)とも伝えられ、旅の安全祈願にもご利益があるといわれています。

潮のため池

おっぱいの神様

 はるか昔、湯前村には村人の暮らしを潤す大きな池がありましたが、ある年の干ばつで涸れてしまいます。
 村のご長寿が「母乳を供え祈願すれば雨が降る」と告げますが、水涸れで女達の母乳も出ず。
 そこで、乳房を象ったものを布でこしらえて供え祈願すると、水が湧き雨が降り、みるみる池を満たしたのでした。
 人々は池を祀り神社を建て、お参りをするようになります。
 それが潮神社のはじまり。

 以来、乳房を象ったものを供えるとお乳の出が良くなり、すぐそばの男の神様「塞神社」と合わせて参拝すると、夫婦が円満になると伝えられています。

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